※AIがどんなタイトルつけるのか、お試しで孔明伝のテキスト抜粋。
武 官「へ、陛下ーッ!漢中守備に向かった姜維様の軍は全滅し、
魏軍が成都を攻めております。」
成都の様子は!?」
武 官「成都にはそれほどの守備兵もおらず、魏軍は50万の大軍。
もってあと一両日・・・。」
諸葛亮「司馬懿め・・・!今から成都に向かっても間に合わぬか・・・。
しかたがない・・・益州南方まで落ち延びよう。
南蛮の助力を得て再起を図る。」
武 官「はっ。」
諸葛亮「あっ・・・!」
諸葛亮「ぬう・・・伏兵か・・・。」
――――成都 会議場―――
南蛮まで逃げるつもりだったのだろうが、
それぐらいのことはわしにはお見通しよ!
どうじゃ?自らの手で漢朝再興の大義とやらを
つぶしてしまった今の気分は。
何か申すことがあれば聞いてやるぞ。」
漢朝再興の望みを断ったのはこの私自身だ。
逆臣、亡国の主・・・何と言われようが私は構わぬ。
だが、劉禅様には何の罪もないこと。
どうか穏便な処置をお願いしたい・・・。」
劉 禅(孔明・・・・・・)
よし、劉禅の件は聞き届けてやろう。」
郭 淮「総司令、孔明の処遇はどうなさるおつもりですか?」
司馬懿「うむ・・・問題はそこだ。こやつも一国の主となった男だ・・・。
素直に降伏するなら聖帝たる魏帝・曹叡様のご慈悲をもって
許してやってもよいが・・・。」
今、生きてここにいることさえ死に勝る屈辱なのに、
漢の天下を盗んだ逆賊に降れるものか!」
司馬懿「なにっ。この期におよんでもまだ漢がどうのと・・・
往生際が悪いぞ、孔明!」
諸葛亮「ふ・・・しかも狼顧の相を持ち腹黒いお前のこと。
いつまでも臣下に甘んじてはいまい・・・。」
司馬懿「な、なにをッ!逆臣は貴様ではないかッ。
ええい、もうよい!こやつを斬れッ!」
張コウ「しかし、陛下の裁断を仰がなくてよいのですか?」
司馬懿「よいッ!征蜀についてはわしに全権が委ねられておる。
これも権限の内じゃ!」
―――――――――――――――――――
晋が統一王朝となったためか、後世の史家の孔明に対する評価は
「晋の高祖に刃向かった、蜀の叛臣」と手厳しい。
だが、天才軍師の神算鬼謀や蜀漢丞相の公正無私の政治、
劉備親子に尽くした忠誠などの様々な逸話が後に伝説となり
巷間で長く伝えられたという。
諸葛孔明の本質を知る者は、史家ではなく、民衆だったのかもしれない。