※語り口調で書いています。
※具体的な職種などはぼかして書いています。
書類を送付してから数日後、面接の案内が来た。「基本的にWeb面接。どうしても無理ならK市まで来いやオラァ」(意訳)とのこと。最初は面接前後に現職の出張時に見つけたゲーセンで遊んで帰るつもりだったが、わざわざK市まで行って(面接で)落ちましたってなると交通費が勿体ないなと思い直した。ということで、Web面接を選択。Web面接は初めてだったが、ネットで調べたところ、セッティングもそんなに難しくなさそうなので大丈夫だろう。
面接のコツ、なんてものはネットで調べたら山ほど出てくるしそれらと大抵被ってるだろうが、オレが意識したのは以下のところ。
①志望動機は2~3点を簡潔に言えるように
(HPなんかに書いてある)会社の魅力、自分の事情を照らし合わせて、かいつまんで説明できるように。
②質問事項も2~3点を簡潔に言えるように
会社説明なんかに書いてないこと、書いてるけど解釈が分かれるようなところを聞けるように。「〇〇にハッキリと書いとるやんけボケェ」(意訳)と返された場合は、素直に「見落としていました、ごめんなさい」(意訳)だな。
③ネットスラングを使わない
どこまでネットスラングかは解釈が分かれそうだが――大雑把に言ってしまえば「タメ口で話さない」「借金王の掲示板でしか通用しないような表現を使わない」ということ。
④「うかるわけないっしょ、ははははは♪」と気楽に受ける
「負けられない戦い」だとか流行ってるけど、あれはプレッシャーかかるだけで良くないね。「外せない気持ちで打つ1メートルのパットは、気楽に打つ10メートルのパットよりはるかに難しい」って言うしな。オレの事情を言えば、落ちても現職の契約更新の話を受ければいいかと思ってたし、そうでなくてもしばらくは食っていけるってのがあったし。
そんなこんなで迎えた面接当日。思った以上にスムーズに会話が流れた。(引っ越し資金とか)金銭面の心配をされたのが意外だったが、そこは正直に「金にはそんなに困ってません」的な回答をした。落とされるとしたら、この部分の問答かなあ・・・という手応えで面接を終えた。
そして一週間くらいした後――オレに内定通知の電話が来た。びっくりしました。